2026年7月22日 地域包括支援センター千住西にて「高齢者の頻尿・排尿ケア」をテーマに講演を行いました
2026年7月22日、足立区の地域包括支援センター千住西にて、当院院長・川﨑英司が「高齢者の頻尿・排尿ケア ~命を守る・安全を確保する泌尿器科的アプローチ~」をテーマに講演を行いました。
頻尿や尿もれなどの排尿に関する悩みは、恥ずかしさから周囲に相談しにくく、「年齢のせい」として見過ごされてしまうことも少なくありません。しかし、夜間の頻尿は転倒や骨折につながることがあり、過度な水分制限は脱水や便秘、ふらつきを招く場合があります。
講演では、排尿回数だけで判断するのではなく、尿量や時間帯、むくみ、服用している薬、睡眠、移動環境などを含めて原因を考えることの大切さをお伝えしました。また、排尿日誌の活用方法、早めに医療へつなぐべき症状、夜間の転倒を防ぐための住環境の工夫についても、具体的な事例を交えながらご紹介しました。
グループワークでは、参加者の皆さまが日頃の支援で感じている悩みや対応方法を共有し、現場で実践できる排尿ケアについて一緒に考える有意義な時間となりました。
排尿ケアは、単にトイレの回数を減らすためのものではなく、ご本人の命と安全、そして尊厳を守るための大切なケアです。今後も地域の医療・介護・福祉関係者の皆さまと連携し、安心して暮らし続けられる地域づくりに取り組んでまいります。


