2026年7月24日 八広はなみずき高齢者支援総合センターにて認知症普及啓発講座を行いました
2026年7月24日、墨田区の八広はなみずき高齢者支援総合センターにて開催された認知症普及啓発講座で、当院院長・川﨑英司が「決して他人事ではない認知症 ~このケース、どうする? 在宅現場でよくある認知症トラブル~」をテーマに講演を行いました。
講演では、服薬拒否、入浴や介護の拒否、夕方の「家に帰りたい」という訴え、物盗られ妄想など、認知症のある方を支える現場で起こりやすい事例を取り上げました。
目に見える言動だけを問題として捉えるのではなく、その背景にある不安や混乱、寂しさ、自尊心、体調不良などに目を向けることが、支援の第一歩となります。「違います」と否定したり、正しさを伝えようとしたりするのではなく、まず気持ちに寄り添い、安心を届けることの大切さについて、具体的な声かけの例を交えながらお話ししました。
また、認知症のある方とご家族を支えるためには、医療や介護の専門職だけでなく、地域の皆さまによる見守りや声かけ、多職種間での小さな変化の共有が重要です。特別なことをするのではなく、「知って、気にかけ、必要な支援につなぐ」人が地域に増えることが、大きな支えになります。
認知症は、誰にとっても身近な問題です。当院では今後も、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活を続けられるよう、地域の皆さまとともに学び、支え合う活動を続けてまいります。


